蝉:蝉退(センタイ)

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漢方相談の中央薬局です。

お盆も過ぎましたね。今年は道路を走っている車も少なく、静かなお盆でした…

ご先祖様には申し訳ないのですが、お墓参りもササッと…その際にセミの抜け殻を見つけました!

 

漢方では、蝉の抜け殻を生薬として使います。生薬名は『蝉退(センタイ)』といい、発熱、痙攣、夜泣き、目の充血、皮膚のかゆみの処方に配合して使用します。日本で市販されている漢方薬では、蕁麻疹や湿疹など痒みの強い皮膚病で使う消風散(しょうふうさん)に配合されています。

今年は8月の1週目までは猛暑が続き、蝉しぐれ…本当にセミの声が雨のように降り注ぐ毎日でした。その猛暑から2週目に入ったとたんに気温が下がり、また昨日あたりから気温と湿度が増してきました。静かな2週目でしたが、今朝はまた、蝉しぐれ再開…まだまだ夏は続きそうです♪

気温の上がり下がりの多い季節です。衣食住において上手に調節し、体調を崩さないようにしましょう!

漢方のご相談なら一関の中央薬局で♪