柿:柿蔕(シテイ)

いつもありがとうございます!

漢方相談の中央薬局です。

柿の実が赤く色づいてきました♪

『柿が赤くなると医者が青くなる』なんて言われるくらい体に良いといわれる柿ですが、漢方としては、柿の蔕(へた)が使われ、生薬名は『柿蔕(シテイ)』といい、しゃっくりを止めるのによく使います。民間薬としても漢方薬としてもしゃっくりに使いますが、民間薬では単品で、漢方薬では柿蔕湯(シテイトウ)として、柿蔕、生姜、丁香の処方で使われます。

また、柿の葉はビタミンCが豊富に含まれ、お肌や血圧に良いと、お茶として飲まれています。ところであなたは『柿の葉すし』をご存知ですか?(私は駅弁として食べたことがありますが、確か…柿の葉で巻いてある鮭と鯖のお寿司で、柿の葉の香りが美味しいお寿司でした♪)柿の葉は香りのためだけではなく、抗菌抗酸化作用があることや、乾燥防止など、保存性を高めるために使われてきたようです。

柿の実は、ビタミンCやタンニン、カリウムが多く含まれ、疲労回復、風邪の予防、高血圧の予防、二日酔いにも良いといわれています。食物繊維のペクチンも含まれて便秘に良いともいわれ、美味しくて体にも良いとついつい食べてしまいますが、タンニンが多く、食べ過ぎると便秘になる可能性が高くなるので、食べ過ぎには気を付けましょう!

美味しい秋を満喫しましょう♪

漢方のご相談なら一関の中央薬局で♪