『冬至(とうじ)』:夜が一番長い日です♪
いつもありがとうございます。漢方・健康相談の中央薬局です。
今日は『冬至(とうじ)』です!(期間としては、今年は12/21~1/4)
『冬至』は季節を表す二十四節気の22番めの季節です。
東洋医学の世界では、陰(暗・静・寒etc.) が極まると陽(明・動・温etc.)に転ずる…と考えます。
夜が究極に長くなると転じて昼が長くなっていくその転換の日なのです。
体感的には寒さがこれから本格的になっていくので、春なんてまだまだ先…のようですが、大きな自然界の流れ的には少~しずつでも春に向かっていくのですね。
冬至と言えば日本では『カボチャ』と『柚子』が一般的ですが、中国では餃子を作って食べるそうです♪
昔、張仲景(ちょうちゅうけい)というお医者様が、耳のしもやけで困っている人たちに、羊肉入りの耳の形に似せてつくった水餃子を作って食べさせたのが由来なのだそうです。(『傷寒論』(しょうかんろん)という激しい風邪の治療のための本を書いた人物。伝説的な名医です。)
ここ最近、様々な感染症が流行し始めていますが、それらに負けないためにも、次に来る春に調子よく動けるようにするためにも
1.『冬は動き過ぎない』:冬はエネルギーを蓄えて、春に活動力を上げていけるように、体力を溜める季節なのです♪(体力を消耗するのではなく循環を良くするような生活をしましょう)
2.『温かい食事』と『寒くない服装や環境』:冷たい食事、寒い環境や服装は『気』(エネルギー)を消耗してしまいます…身体を暖かくして過ごしましょう♪
3.『たっぷりの睡眠』:中医学では、冬は早寝遅起きすると良いと考えます。特に夜のスマホは気血の消耗につながりますのでご注意ください!!
急激に気温が下がってきていますのでご注意くださいね♪
風邪の予防に栄養価の高いカボチャで栄養をつけて、柚子湯で邪気を払って温まり、温かい食事とたっぷりの睡眠で、また明日から寒さにもウイルスにも、年末の忙しさにも負けず、元気に頑張りましょう!
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