『冷え』でお困りではないですか?

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漢方相談・健康相談の中央薬局です。

手先足先が氷のように冷たい…布団に入っても手足が冷え切って、寝るのに時間がかかる…寒くていつも着ぶくれしている…そんな『冷え』でお困りではありませんか?

寒くて布団が出られない人のイラスト(男性)寒がっている女性のイラスト

冷えには大きく3種類あります。寒さの邪気(冷たい飲食・寒いところで体が冷えたetc.)が体に入ってしまった場合、身体の中の温める力=陽気(エネルギー)が不足している場合、血の不足・滞りによる場合です。

 

まず、外から入ってきた冷え(寒さの邪気)は温めて追い出します。陽気不足の冷えは、身体を温めるエネルギー(陽気)を補いますが、この場合、胃腸の虚弱がおおもとにある場合が多いので胃腸を温める漢方薬をよく使います。また、腎(生命力に関係する臓器)のエネルギー不足の場合は腎を温める漢方薬を使います。栄養であり、温かい物質である血が行き渡っていない場合は、血を増やしたり、血流を良くしたりして、手先足先やそれぞれの臓器・器官の毛細血管の先まで血をたっぷり流れるようにすることで冷え体質を改善します。

漢方では、何が原因で冷えているのか?どこが冷えているのか?冷えによってどのような症状が現れているのか?など、身体の状態を見極め、1人1人に合う漢方薬を選びます。

 

例えば、寒さの邪気が入って、風邪をひいてしまった時などは、葛根湯や麻黄湯など。陽気不足の場合で、胃のあたりが冷えたり、軟便になりやすい人は人参湯など、また、年齢が上がり、おしっこのトラブルや足腰のトラブルなどを伴う方は、八味地黄丸など。しもやけによく使うのは当帰四逆加呉茱萸生姜湯など。血の不足や滞りによるもので、子宮や腰回りが冷えて痛むような方は温経湯、さらに手足先も冷えたり月経の血の量が少ない方は婦宝当帰膠や肩こりなども伴う場合は冠元顆粒も…等々をよく使います。

腹巻きを巻いた人のイラスト(女性)ホッカイロで温まっている女性のイラスト

もちろん、養生も必要です。漢方薬で身体を整えながら、室温や着るもの等で温かくする工夫、身体を温める食材を取り入れたり、温かい飲食を心がける。血液の循環を良くする運動や入浴の際には湯船につかるなどを意識すること等が大切です。

言葉で言えば同じ『冷え』でも、人によって原因が違えば、合うお薬も変わります。ご自身に合う漢方薬をお探しでしたら、ぜひ当薬局へご相談ください。

気温は変えられませんが、身体を変えることはできます!寒くても、身体の中がしっかりあたたかいとあまり苦なくこのシーズンを乗り越えられます!あなたの冷え体質変えてみませんか?

 

当薬局は、岩手県の南部に位置する一関市の市役所の近くにあります♪漢方相談なら、中央薬局へどうぞ!